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Vol.1 ロータス 3-イレブン (前編) [TOMICA MANIAX]

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2018年3月の新車の1つであるロータス3-イレブン。今回はこのモデルの焦点を当てて、実車とトミカ両方の視点から前後半に分けて掘り下げていこうと思う。

前半の今日は実車について語ってみる。


ロータス2-イレブンという車を知っている人がどのくらいいるかはわからないが、実用性は皆無…いやルーフどころか幌すらないこの車が出たときは驚愕し、ロータス・セブンのコンセプトを現代的にするとこうなっちまうのか…などと筆者はほざいていました。(ロータス340RとかいうHENTAIは見なかったことにしよう…)ところが最近はKTMのクロスボウとかトミーカイラZZの新しい奴とかが現れて、実用性を捨てた軽量ピュアスポーツカーが次々と現れています。そして2015年にロータス2-イレブンの後継となるモデルがより過激になり現れました。それが今回語る3-イレブンです。
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(画像引用元:http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/lotus-3-eleven.html:エルシーアイ株式会社様)

他の欧米の自動車メーカーに比べ、“とにかく軽い車体+パワフルなエンジン=速い“を突き詰めてきたのがイギリスのスポーツカーだと思う。比較的規模の小さい自動車メーカーがコストを抑えハイパワーな車を凌駕する性能や、走りの楽しさを実現するためにとにかく軽さに拘った結果イギリス国内スポーツカーメーカーが、TVR タスカン(1968年)やジネッタ G4(1969年)マーコス マンチューラ(80年代末期から90年代半ばくらい?)などを産んできた。そして、その最前線を走ってきたのがロータスだろう。もはや言うまでもないが、ヨーロッパやエリーゼそしてロータス セブンなどを産みだしたライトウェイトスポーツカーの老舗だ。そして中国資本の傘下になった現在でも、そのポリシーを曲げることなく今でもこんな車を作ってしまっている。



feature_1.jpgロードゴーイングバージョンのこの3-イレブンは、エンジンにトヨタ製のV6 3.5リッターエンジンにスーパーチャージャーを用いて過給し416馬力を発揮するようにチューニングしたものを搭載。車重は驚きの925kgであり、パワーウェイトレシオは2.2という数値でありながら見ての通り屋根はありません。こんなものが公道を走るんですから…狂気の沙汰です。



interior1.jpg3-Eleveninterior2.jpgコクピット周りは実用性や快適性を無視していますのでごらんのありさまです。お値段は1500万なのに高級感が微塵もありません。それどころかドアすらなく、軽量化のために助手席までオプション装備にしてしまいましたとさ。

計器類はデジタル化され小さいスペースながら視認性は悪くなさそうです。しかし、どこか世界大戦中のレシプロ戦闘機を思わせるコクピットにはロマンを感じます。
(画像引用元:http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/lotus-3-eleven.html:エルシーアイ株式会社様)

ロードバージョンでもLSDを標準で装備、制動面でもAPレーシング製4ポットキャリパーとこの車にあわせセッティングされたABSを備えているそうで、”走しる・止まる・曲がる”すべてを高次元で行えるよう仕上げられています。…というかこれらの装備がないと危険極まりないような気がします…


【ロータス公式動画】3-イレブン ニュルブルクリンク

上記の動画においてはレースバージョンを使用し自動車開発の聖地ニュルブルクリンクを攻めています。レースバージョンは車重を890kgまで軽量化され、エンジンの最高出力も466馬力を発揮するモデルです。さらに6速シーケンシャルシフトの採用や燃料タンクの容量拡大などレースを意識した仕様の変更が施されています。

動画を見ていると、フォーミュラーのように軽快に加速・旋回していきますね…やはり軽さは最大の武器であると感じます。エコで安全であらゆるものを電子制御で走らせる車が増えているこの現代ではかなり刺激的な車であることは間違いなさそうです。



さて後半では、トミカの方を見ていこうと思います。それでは~


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